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スーツケース アルミのその他の情報

Question:

スーツケースの素材について

高級なスーツケースの素材にアルミ系の素材が使われていますが、ア
ルミよりさらに丈夫な鉄やチタンなどの素材はあまり使われているの
をみかけません。

アルミやアルミ合金などの軽金属でスーツケースを作るよりは、重い
ですが鉄やチタンなどの重金属でスーツケースを作った方が丈夫で安
く仕上がりそうなのに(確かアルミは、加工費が半端無く高いと聞き
ました。)、世の中の金属で作られているほとんどのスーツケースが
アルミ製なのはどうしてですか。

Answer:

やはり、アルミは軽くてそこそこ丈夫だからでしょう。最近ではアルミよりも軽くてモロそうな樹脂製のスーツケースの方が多いように思います。アルミですら重いのか、アルミより樹脂の方が安価なのかもしれません。いずれにしても、軽さのニーズが高いのだと思います。
ちなみにチタンは軽金属ですよ。アルミ同様軽くて丈夫ですが、アルミ以上に高価で、且つ硬くて加工し難い素材です。

補足について。

自動車、鉄道、建造物は、使用量が非常に多いので軽さよりも価格や丈夫さが重視され、鉄を使用しているのだと思います。特に建造物は動かすものではないので重くても大した問題ではないのでしょう。
逆に、鉄道も自動車も軽量化のためにアルミ製のものもだいぶ前からありますよね。
一方でスーツケースは動かすものであって、且つ動力源が人力なので、「重い」ことは致命的で、軽くて必要十分に丈夫であることが求められることが多いのではないかと思います。
言い換えると、やはり、アルミ・樹脂より丈夫であっても重い鉄製のスーツケースのニーズは少ないということになります。

収納するものや運ぶ方の腕力によっては鉄製でよいことももちろんあるとは思いますよ。ただ、ニーズが少ないと数量を稼げないので価格も割高となり、メーカーさんも商品にしにくいのではないでしょうか。


 

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