スーツケース シフレのお知らせ

二人分を一つのスーツケースにとお考えだと、
どうしてもLLの方が良いのではないかと、
考えがちですが、
私はLサイズをおすすめしたいと思います。

LLで二人分の荷物を詰め、
帰りのお土産なども入れることを考えると、
航空会社によっては、超過料金をとられる場合があります。
ただでさえLLだとチェックが厳しくなるので、
ここはひとつLサイズに押さえ、
なるべく荷物を減らす工夫をされることをおすすめします。

Lサイズであっても、重たいものを大量に詰め込めば、
重量オーバーで追加料金を取られますから、
そのあたりのウエイトコントロールはあくまで自己責任の範囲の話になりますが、
仮に今後奥様がお一人でお持ちになることを想定しても、
一人で持てる限界の大きさは、やはりLサイズ止まりだと思います。

最近は、ハードタイプのスーツケースだけでなく、
本体重量の軽いソフトタイプのキャリーケースもたくさん出ています。
いかに本体重量を軽くするか、というのがスーツケース選びの基本だと私は思います。
その上で、口が大きく開き、中がフラットで余計なでっぱりがなく、
荷物が詰めやすい構造のものを選べば、
それが最も優秀なスーツケースの要件を満たしているということになるわけです。

もう一度、おさらいしますが、
LLサイズを買ったからと安心して、詰め放題詰めてしまったら、荷物の重量が超過します。
Lサイズで最初から、荷物を厳選して、身軽に旅行することを考えれば、帰りのお土産も余裕で入ります。

荷造りの発想を変えてみると、LLのようなスーツケースは意外と普段は使わないという結論にたどり着くと思います。

ぜひ一度、デパートなどの売り場で、LとLLを並べてみて、
実際にホテルの中で荷造りする状況を想定して、がばっと口を広げてみてください。
Lで十分だろう、という実感がわくのではないかと思いますよ。

ただし、女性の場合は、あれこれ荷物が多くなりがちですので、
どうしても妥協できないということであれば、
超過料金を視野に入れて、たっぷりLLサイズをお求めになっても、
いいかもしれませんね。
靴だのカバンだの、予備を持っていったり、
帰りのお土産も山となってしまうタイプの人でしたら、
やっぱりLサイズでは、入りきれないでしょうから……。

もしも、そういう奥様なら、いっそ、スーツケースを二つお持ちになってもよろしいのではないか、
と思います。
LLサイズのスーツケースに物がいっぱい詰まっていると、
ご主人様でも、階段で苦労なさると思いますよ。