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アロマオイル ユーカリのその他の情報

Question:

アロマオイルって授乳中よくないんでしょうか

エステ体験で
アロマオイルつかうので授乳中で大丈夫聞かれたのですが………
授乳自体はほぼ卒乳にむかっておりメインではのんでいないのですがちょっと気になります

Answer:

ペパーミント等ミント類の精油ですが、母乳の分泌をおさえてしまうと聞いたことがあります。

授乳中に禁忌と言われる精油ですが、

アトラスシダー、アルベンシスミント、カラミント、キャラウェイ、シナモン・カッシア、セージ、ヒソップ、ヒマラヤスギ、フェンネル、ペパーミント、ヘリクリサム、ヤロー、ユーカリ・ディベス、ユーカリ・ポリブラクティアCT2、ラベンダー・ストエカス、ランタナ、ローズマリー・カンファー、ローズマリー・ベルベノン、ワームシード


などがあります。

神経毒性の危険性があるケトン類を含むもの、刺激が強いフェノール類が入っているものは、乳幼児にも避けたほうが良いと言われるので、そのうえでも使わないほうが無難です。

しかし、どの精油も使えないということではなく、乳幼児や授乳中でも使えるものはあります。

おそらく、赤ちゃんと一緒に使うことも多いと思いますので、基本的には柑橘系をメインに。

ラベンダーは、真正ラベンダー(一般的に売っているラベンダー。 学名はLavandula angustifolia、Lavandula officinalis)
を。ラベンダーフレンチ(ラベンダー・ストエカス)やスパイクラベンダーは、前者はケトン類を多く含み、後者は同じくケトン類であるカンファーを10〜20%程含むので、使用は避けたほうがいいです。


トリートメント(マッサージ)後は、赤ちゃんが授乳中等に舐めたりしないよう配慮したほうがいいと思います。
なるべくなら、芳香浴メインで、大人の濃度よりも半分以下と量も薄めに使用したほうがいいでしょう。

ちなみに、催乳作用(母乳の出を促進させる作用)があるという精油もあります。

高価な精油の1つでもあるのですが、ジャスミンには催乳作用の他に産後うつにもいいといわれます。
レモングラスにも催乳作用があるといわれますね。こちらは皮膚刺激が強いので、トリートメント等皮膚に塗布する場合は薄めに使ったほうが良いです。

「催乳作用」ですから、乳腺炎の時は使用しないほうがいいでしょうね。

精油は植物由来ですが、非常に高濃度で抽出されたものです。
中には毒性を持つ成分もありますので、正しい知識で安全に使わないと+どころか−な作用が出ることもあります。

ベースオイルで希釈して(精油は原液では皮膚に塗布しません)皮膚に塗布しても、芳香浴(香りを嗅ぐこと)でも血中に精油成分は入ります。

ですが、その量は トリートメント>芳香浴 です。

芳香浴では、香りを吸い込んだとしても、吐いた息でその殆どが呼気で出て行ってしまうので、体内に入る量はそれほど多くはありません。

トリートメントで使用しても、基本1%濃度で、きちんとベースオイルで希釈して使えば大丈夫です。

ただ、↑に挙げたような、授乳中や乳幼児に禁忌と言われる精油は、念のため避けたほうが無難です。
母乳は血液から作られますので、注意したほうがいいと思います。

それから、これも心配なことですが、
はいはい出来るようになると、いたずらが心配です。

2歳頃になりますと、自分でふたを開けられるようにもなります。↑でも書いた通り、精油は非常に高濃度で抽出されたものですので、飲んでしまうことの無いように十分注意してくださいね。(精油の種により中毒が起こる・致死量の量は異なりますが、乳幼児は身体が小さいので、少ない量でも毒性が表れることがあります。)

子供は「舐める」というよりも「飲んで」しまうので、精油の保管には、フタをきっちりと閉めて子供の手の届かない所にしてくださいね。

よろしければ参考にしてください。


 

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