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アロマオイル ジャスミンのその他の情報

Question:

犬が駄目なアロマオイルについて。

アロマオイルを購入して、手作りの防虫スプレーを作ろうと思っています。

目的は隣のアパートが解体のためゴキブリや虫達の大量引越しが予想されます。

キッチン、部屋の中、網戸、家中にアロマスプレーを噴射して少しでもゴキを寄せ付けないためです(何をしても入ってくるらしいですが私が異常な虫恐怖なので少しでも効果があればと期待を込めて…泣)

ゴキが苦手な香りのアロマオイルを調べたところ下記のアロマが効果あるそうです。

ミント
クローブ
レモングラス
ラベンダー
ユーカリ

これらのアロマは、犬に害がありますでしょうか?

Answer:

アロマを日常に取り入れる人も増えてきています。

ただし、犬の嗅覚は人間よりも優れているので、これは言い換えると事故が起こりやすいということでもあります。
精油を使う場合では、注意が必要になっています。

精油の中には人間にはいいけれど、動物に向かないオイルというものもあります。

犬への使用を控えた方がいいオイルの一覧としては、

ティートリー、シトロネラ、ペニーロイヤル、アニス、ビーチ、ビター・アーモンド、ボルドー、カンファー、カッシア、クローブ、ヒソップ、ジュニパー、マグワート、マスタード、オレガノ、レッドタイム、ホワイトタイム、ルー、サンタリナ、タンジー、ウィンターグリーン、ワームウッド、ヤロー
【注意】これは“精油”に関してであり、ハーブではありません。ハーブとしては使用できます。

また、ティートリーの精油は商業的にとても成功した商品の一つです。
ただ、一方で欧米の慎重なアロマテラピストは、ネコへの使用厳禁以外にも他のペットや人間の赤ちゃんへの使用中止を促していることもあるので、ここに含めています。

今後、その他にも犬には向かない精油が指摘されるかもしれません。
その反面、新しい効果が発見されることもあるでしょう。
これは、動物に精油を使用するアロマテラピーが、開拓中の新しい分野である所以です。




ゴキブリに精油がどれくらい効果があるかを実験した人がいます。
ただし、飼育ケースでの実験ということです。

精油の中では、シナモンとクローブが断トツでゴキブリには効いたと。
死にはしないけれど、飼育ケースに1滴入れると動きが弱る、あきらかに香りを嫌がっているというのです

小さいゴキブリに関して言えば、爪楊枝の先にクローブをつけたぐらいで明らかに弱るようです。
ただ、クローブは犬には控えたほうがいい精油にはなります。

また、柑橘系の香りはまったく効果がなかったようです。

ハーブ系の香りはそれなりに効果があったようで、中でもローズマリーはシネオールよりもベルベノンの方が効果的だったようです。
ローズマリーは3種類に分けられます。
ローズマリー・シネオール、ローズマリー・ベルベノン、ローズマリー・カンファー。
それぞれ、産地の違いにより特徴成分が大きく異なっています。
その違いは使用方法も変わることを意味しています。

面白かったのは、ゴキブリのエサ用のキャベツに小バエが湧いたのでレモングラスの精油を入れたら、小バエは一発でいなくなったのにゴキブリには問題なかったということです。

また、このケースでは、精油のメーカーはAで購入したものよりもBで購入したもののほうが、同じ精油でも効果的だったと(Bのほうが金額的には高かったよう)。


ある人はゴキブリはミントの匂いが嫌いと聞いて、ミントのスプレーを作って侵入経路であろう窓の冊子などに「シュッ」と吹きかけて効果を楽しみにしていたら・・・普通にゴキブリが侵入してきたと言ってました(笑)

その後、その人は市販されている「ゴキブリ避け」的なものを使ったそうですが、そこにはユーカリが使われていたようで、ただし、そのニオイはかなり強烈であったそうです。
でも、それを家に置いてからはゴキブリが出なくなったと。

長時間開けっ放しにしてたら1匹だけ侵入していたそうで、退治する時に「ゴキブリ避け」の置いてあるほうに逃げたけれど、すぐにゴキブリが引き返してきたそうです。




精油を使う場合、大変重要なのがそのクオリティ(質)です。
その効果は、その植物の育った環境によって大きく異なると言われています。
また、天然成分だからといって、絶対に安全とは言い切れません。
市販の精油の中には、化学香料を使った粗悪品も混在して流通していますから注意が必要です。


また、犬の嗅覚の鋭さには注目すべきで、精油の量が多すぎたり、刺激の強い精油を使ったりすると、犬の肝臓など解毒作用を持つ臓器に負担がかかる場合もあるので注意が必要です。

実際に犬に使っていくケースとしても、人間の1/4から1/10が目安と言われています。

また、精油は人間も犬も内服は厳禁です。
犬はつい舐めてしまうこともあるので、気をつけてください。


ひとつの参考までにどうぞ。


 

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