キャリーケースの解析サイト

友人等に大型のキャリーケースを借りられれば良いのですが、新たに購入を検討していらっしゃるならば、考え直した方が、賢明です。なぜなら、今回行く留学という旅行は、あなたにとって一生に一度の特殊な旅行です。この一回の旅行に最適なキャリーケースを購入しても、あとでもてあまし、保管にも邪魔な結果となる可能性が高いからです。

それともうひとつ、スタイルから入りたがる日本人の感覚なのかわかりませんが、海外旅行の荷物はキャリーケースでなければいけないと思っている方が大勢いらっしゃいます。
でも成田空港で多くの外国人を観察していると、布袋や、ダンボール箱を持ち込んでいらっしゃる人が大勢います。
ご存知の通り、飛行機に預ける荷物には大きさと重さの上限があり、超過すると、追加料金が発生します。
大きなキャリーケースはそれだけでかなりの重量があり、多くの荷物を運ぶには不利です。
特に壊れものではない、衣類や履物等は、キャリーケースである必要はまったくありません。
大きさに関しても、三辺の長さの和で規定されているので、キャリーケースのような比較的平べったい形状よりも直方体の形をしたダンボール箱のほうが圧倒的に有利です。
彼らはこんなことを経験上わかっているのだと思います。
日本の空港までの移動で親か誰かに送ってもらえれば、中国の空港からはタクシーが安いですから問題はありません。

半年とはいえ留学は、引越しみたいなものです。引越しはキャリーケースでしませんよね。普通はダンボール箱です。

そこでお勧めは、機内持ち込み最大サイズの布製四輪キャリーケースで、持込み、あとの荷物はダンボール箱に詰めることをお勧めします。ダンボール箱は、現地に着けば折りたためますから邪魔になりません。また、帰国時には、ガムテープひとつで組み立てられます。ビニールで覆い、PPバンドで縛れば完璧です。

私は個人旅行しかしたことがありません。なのでどこへ行くにも機内持ち込み最大サイズのキャリーケースひとつで行きます。お土産で荷物が入らなければ、買い物袋のまま持ち込んだり、空港でダンボール箱をもらって、その中に入れて預けるようにしています。

大きなキャリーケースは、全行程バスで移動する団体ツアーには向いているかもしれません。
行動的なあなたが、以降自由に旅行する際は、おそらく機内持ち込み最大サイズで世界中を旅行できると思います。
あなたのような方が、団体旅行することは考えにくいからです。

少しは参考になりましたかね?